精神病棟に入院した時の話
お久しぶりです、名残露岩です。
あまり人に話したことはないのですが、実は僕は精神病棟に入院したことがあるのです。
今回はその時の体験談をしようと思います。
僕が精神病棟に入院した理由は色々あるのですが、1番は僕が当時所謂『病み期』だったからです。話すと長くなるのでここでは割愛します。
では本題に入ろうと思います。
僕は1ヶ月半入院しました。
最初に視界に入ってきたのは厳重な2重の扉でした。
まず、1つ目の扉を開けられて中に入るとすぐさま扉を閉められ、最初の部屋でボディーチェックを受けます。
理由は凶器になりそうなものを排除するためなのですが、驚いたのが靴紐やイヤホンも没収、あるいは保護者に預けろと言われたことです。
(よくよく考えたら自殺する人もいるかもしれないからと思いました。)
そして中に入ります。
僕が入院した病院はエアコン完備の快適な病棟で、様々な患者が入院していました。
TVルームを占拠して狂ったように時代劇を見るおっさんや豆電池を飲み込んで入院したという女の子、オナニーを1日に最低3回はするというお兄さん、ストーカー気質なお兄さん等ヤバいわよ!!な人達から比較的まともな人もいました(まともと言ってもナマポでパチンカスとかもいました)。
自室は初日から1週間ほど経つまでは個室で過ごしました。その後4人の大部屋に移動させられ、退院まではその部屋で過ごしました。
〜入院しての感想〜
退屈はしなかったですが、胃に穴があくかと思うぐらいストレスがやばかったです。実際吐きました。
中でも個人的にかなりやばいと思った入院中の出来事をランク付けしました。
第3位:発狂少女
それは僕が入院してしばらくたっての事でした。ある日、1日中大声で叫びまくる女の子が入院してきました。あまりの声の大きさに他の患者さんもビックリしていました。
でも、流石にこれだけの声を出していれば流石に次の日には声が枯れるだろうと誰もが思っていました。ところが、次の日になっても1週間経っても声が枯れません。マジで狂うかと思いましたよ。うるさすぎて。
第2位:糖質気味のオッサン
これは正直このランキングの中でもかなりウザイ部類で、僕が他の患者さんと雑談していたら、小汚いオッサンが突然話に割り込んできて、長々と自慢話を初めて来たではありませんか。今思えば、コイツみたいな奴らどっかで見たことがあるぞ?
あッ!マストドン原住民だッ!!!
第1位:院内ストーカー事件
これは病棟の中で、ある男性患者がある女性患者に好意を抱くところから始まります。
その男性患者は女性患者が他の男性患者と仲良くしようものなら嫉妬心を燃やし、その仲良くしていた男性患者に対して厳しい言葉を掛けたり、しつこく女性患者に絡んだりしていました。最終的にはその女性患者の寝室に入ろうとして看護師さんに怒られる始末。
まあチクったのは僕なんですけど。
それに気付いたのか気付いてないのかは知りませんが、患者の皆さんでTVルームに集まっていたら僕達に対して
「俺、パワハラでここに入院したんスよね」
その瞬間ゾワッッッてしました。
何故今言うの?
世の中関わっちゃ行けない人っているもんなんですね。マジでチビりそうになりました。
これ以上書くと僕が特定されそうなのでまた会いましょう。
それでは。